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_「一から十」

_「一から十」

ブログタイトルの「一から十」には、自分の見たこと聞いたこと感じたこと「一から十まで、すべて」という意味と「マイナス(-)をプラス(+)に転化する」という意味と「一を聴いて十を知るものであって欲しい」という思いを込めています。人生の戦いに日々格闘する方々と、前向きに生きていくための勇気と知恵と活力を分かち合いたいと思います。

 

462万人

この数字何だと思われますか?厚生労働省が発表した全国の認知症患者数です。ものすごい勢いで増えています。今や、高齢者の15%が認知症ということになります。世界一の速度で超高齢化社会を迎えようとしている日本。認知症患者も今後益々増加の一途をたどってゆくことでしょう。認知症も遺伝的要因もベースにはあるかもしれませんが、生活習慣に依るところも大きいとのことです。老人斑の原因と言われているβアミロイドの沈着も認知症発症のなんと30年も前から始まっているということで、この沈着には、運動や食生活などの影響も大きいとのことですので、十分予防する余地が残っていることになります。認知症の予防について、最新の科学の成果なども交えて今後整理してこのブログでも紹介して参りたいと思います。
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依存症専門の医療センター

夜9時からのNHKニュースウォッチ9を見ていましたら懐かしい名前が聞こえてきました。私の実家そばにある独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターです。最近若者の間で増加傾向のあるネット依存症の外来に日本で初めて取り組み始めたということで、注目を浴びているようです。ここは、戦後すぐ、結核病床がある療養所でした。野比海岸に面して東京湾が一望できる素晴らしい眺望の場所にありますが、あたり一面草むらで周りに民家も少なく夜になると外灯もまばらで海に面していることから海風も強く、とても寂しいところだったようです。結核病床は、昭和51年に廃止され、相前後してアルコール依存症の日本初の専門センターとなりました。今でも久里浜医療センターの中核を担っているようで、米国のNIHとも共同研究を展開しているようです。そのセンターにこれまた日本初で誕生したのがネット依存症の外来です。スマホの時代となり起きてから寝るまでネット漬けという毎日の若者が増えているようです。その生活に慣れてしまうとなかなかそこから抜けられなくなって夜昼が逆転したりして正常な生活が送れなくなってしまう深刻な依存症になってしまうようです。時代の変化に伴って依存症の対象も変わり、病院もその変化に合わせて変化する。久里浜医療センターの先駆的な取り組みに期待がかかります。自分の故郷にこのような特徴のある医療機関があることを誇りに思っていきたいと思います。
テーマ : 神奈川    ジャンル : 地域情報
 
 

個別化予防医療の本格的な到来も間近か?

分子生物学が発展し、ヒトゲノムも解読されて、医療分野のサイエンスの発展により、病気になってから治す時代から、なる前にならないように予防する時代がいずれ到来することが予測されてきたが、最近の世の中の動きを見ていると予想以上にその進展が加速されてきた印象をぬぐえません。そのきっかけを作ってくれたのが若き美しい女優でした。
米国の人気女優アンジェリーナ・ジョリーさんが、母親らをがんで亡くされていることから、自身の遺伝子検査を実施、母親の死因でもある乳がんになる可能性が87%と乳がん発症のリスクが非常に高いことがわかり、予防のために手術を決断、自分の乳房を切除したことを公にしました。手術により、乳がんになる可能性が5%未満まで低下したということです。切除といってもさすが女優、女優の命ともいえるプロポーションは維持への配慮は欠かせず、再建処置により、小さな傷がある以外、外見は手術前と変わらないとのことです。
ジョリーさんが検査した遺伝子は、「BRCA1」と「BRCA2」。両遺伝子に特定の変異があると卵巣がんや乳がんになるリスクを大幅に高めることがわかっており、70歳までに卵巣がんになる確率は11~62%で、乳がんは45~84%とされています。
がん研有明病院は、上記遺伝子変異を持つ人を対象に卵巣がんを予防するために卵巣などを摘出する手術について、7月にも厚生労働省の高度先進医療に申請することを明らかにしています。安全性や効果などの実績を積み上げ、将来は保険適用を目指すようです。がんになる前に卵巣や卵管、子宮を切除することで、より高い予防効果が期待されています。
個々人のゲノム情報に基づいて、病気の発症リスクを予測して、発症前に予防するそんな個別化予防医療の時代が、既に現実化し始めている事実に驚きを禁じ得ません。この流れは、どんどん加速されていくのではないかと期待しています。少子高齢化社会を迎え、日本が誇ってきた国民皆保険制度の破たんなどが叫ばれる中、根本的な医療改革の根本的な解決手段として個別化予防医療は今後ももっともっと発展していくことを期待しています。

テーマ : 宇宙・科学・技術    ジャンル : 学問・文化・芸術
 
 

終生免疫の威力

風疹の流行が過去最悪のペースで広がっているようです。患者の70%は20代以上の成人男性で、子どものころ予防接種を打たなかった人たちの間で感染が広がっているそうです。職場の60歳近くの男性も、5月のGWの頃にかかって、1週間は立ちあがれず、2週間会社をお休みされました。相当ひどかったようです。
私も最近、ワクチンの威力というものを最近知りました。血液のウイルスチェックで、HBs抗体陽性と出たのです。はじめは、陽性の文字にびっくりしましたが、十数年前の研究所時代に、血液実験をしていた関係で、劇症B型肝炎の予防用としてB型肝炎ワクチンを接種していたことを思い出しました。研究から離れ十数年たって意識から遠ざかっていた記憶を呼び覚ましてくれるほど正確に体のメモリーは生き続けていたのかと思うと、終生免疫の威力というものをまざまざと実感させられた次第です。自分の脳みそが忘れていたことを体が覚えていたということで不思議な体験でした。

テーマ : 宇宙・科学・技術    ジャンル : 学問・文化・芸術
 
 

アルツハイマー病の早期診断法

アルツハイマーの原因は、10年から20年の長きにわたって脳内に蓄積していくアミロイドβであると言われている。脳内に蓄積するので、なかなか簡単には蓄積を調べる方法がなく、患者が死んで、死体解剖で脳内を診るしかなかった。そこに登場したのが陽電子放射断層撮影装置(PET)PETを用いた診断だった。アミロイドβと結合するプローブを用いて、脳内への蓄積度をPETで調べるわけだが、大がかりな装置と費用で、そう簡単に診断できるというものでもなかった。脊柱から注射で脳脊髄液を取って調べる方法もあったが患者負担の大きいものであった。一番簡単な非侵襲の測定法と言えば血液診断であり、血液で脳内のアミロイド沈着度を診断できることが理想であった。それが実現しそうだというニュースが本日あった。ノーベル化学賞受賞者の田中耕一先生の成果である。アルツハイマー病は発症する10~15年前から脳にアミロイドベータが蓄積するという。血液にもしみ出ていると考えられるが、ごく微量のために血液検査で詳細に測るのは事実上不可能だった。ノーベル化学賞を受けた質量分析技術を発展させ、ほかの成分があっても正確に見分けられる高感度が実現した。特定のたんぱく質と結びつく微粒子を開発したほか、たんぱく質をふるい分ける質量分析技術の感度を高めたことで、ブレークスルーとなった。今後数年の研究で原因物質の量と発症の関係が明らかになれば、早期診断や新薬の効果を見極める有力な手立てとなると期待されている。


 
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